羽田神社

■所在地 :大田区本羽田3−9−12 羽田神社
■交  通 :京急空港線 大鳥居駅下車、徒歩8分
       



    羽田神社

   御由緒
 「羽田総鎮守・羽田神社は、羽田の「氏神様」として羽田全域から現羽田空港まで広く氏子を有する。殊に航空会社各社の崇敬の念も篤く正月から年間を通じて運行安全・航空安全祈願の参詣がある。また、文久元年(1861年)に疱瘡(天然痘)が蔓延。将軍・徳川家定が病気平癒祈願に参詣し治癒した故事により、病気平癒を祈願する参拝客も多い。
 その由来は、約800年前の鎌倉時代、羽田浦の水軍で領主だった行方与次郎(なめかたよじろう)が牛頭天王(ごずてんのう)を祀った事からとされる。今日でも、羽田神社を「てんのうさん」と親しみを込めて呼ぶ人がいるのは、その名残りである。徳川時代には、徳川家、島津家、藤堂家などに厚く信仰された。
 明治元年(1869年)、自性院境内に祀られていた牛頭天王社は八雲神社(やぐもじんじゃ)として独立、明治40年に羽田神社と改称、現在に至る。
 昭和63年3月新社殿が竣工、平成18年3月お塗り替え工事終了。尚一層の神慮が深まり霊験あらたかな御社として氏子を見守っている。明治初年に造られた「羽田富士」も見どころの一つ。富士山に憧れた当時の人々がその姿を模倣して造った築山で、大田区文化財に指定されている。」

              ※出典〔羽田神社公式サイト 御由緒より〕
                    http://www.hanedajinja.com/ 

 富士山を模して築かれた富士塚(大田区指定文化財)は区内唯一の存在である。参道入口左右の燈籠は精巧な竜の図柄を浮彫りした立派な大型燈籠である。富士塚前の天水桶は明治7年に寄進されたもので保存状態のよい天水桶である。
    
     富士塚        燈籠         天水桶
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