日待供養塔

■所在地 :大田区南馬込1−49−1 万福寺
■交  通 :都営地下鉄浅草線 西馬込駅より徒歩10分
       京浜東北線 大森駅西口より東急バスで20分 4番乗場(萬福寺経由・荏原町行き)万福寺前下車、徒歩5分


 〈大田区指定 有形民俗文化財〉  昭和49年2月2日指定
    日待供養塔

 この供養塔は寛永十五年(1638)に馬込村の人びとが造立した。
 高さ三.一メートル。現在は新しい台石の上にのせられ、総高約四メートル。相輪が大きく、笠石・基礎が比較的小さい、近世初期によく見られる形式の宝篋印塔である。
 昭和三十年頃までは、中馬込三丁目二十五番付近の梶原塚と呼ばれるところに建てられていたが、今は当寺の境内に移されている。
 馬込では大正期まで日待の習俗が行われており、江戸初期から現代まで伝承された民間信仰の資料として貴重である。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕

 
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