石 段 別称「此径難持坂」  

■所在地 :大田区池上1−1−1  池上本門寺
■交  通 :東急池上線 池上駅より徒歩10分  都営浅草線 西馬込駅より徒歩13分
        JR京浜東北線 大森駅西口より東急バス池上方面行で15分 本門寺前バス停下車、徒歩5分


 〈大田区指定 有形文化財〉  昭和49年2月2日指定
    石 段

 この石段は、加藤清正(1562〜1611)の寄進によって造営されたと伝えられ、「法化径」宝塔品の偈文九六字にちなみ、九六段に構築され、別称を「此径難持坂」という。 
 なお、元禄の頃(1688〜1703)に改修されているが、造営当時の祖型を残しており、貴重な石造遺構である。清正は慶長十一年(1606)に祖師堂を寄進建立し、寺域を整備しているので、この石段もそのころの所産と思われる。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕
          










     桜咲くころの風景  撮影:2007.4.01
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