レンガの堤防

■所在地 :大田区羽田三丁目・六丁目(多摩川沿い)
■交  通 :JR蒲田駅東口より京浜急行バス3番乗場より20分(羽田空港行き)弁天橋バス停下車、徒歩5分 



    レンガの堤防

 羽田三丁目から六丁目(大師橋袂から現堤防の一本奥の道路沿いを海老取川河口付近)にかけて、旧レンガ堤防が残っている。
 このレンガ堤防は多摩川の水害から守るため、昭和三年(1928)に施工され同四年に完成したものです。
 また水害だけではなく、空襲の際は、この堤防が羽田の街の火災から川へ逃げた人々を救いました。
 多摩川河口改修工事により安全な多摩川となった今日、レンガ堤防は羽田の猟師町の風景とともに多摩川河口の歴史を残す風景です。

               陸閘(りっこう)

 数ヶ所のこのような陸閘が設けられている。
 当時は、川への出入等のために開けてあったのであろうか?。
 洪水などの出水時には堤防の機能を確保するため、溝に仕切板 を挿し込み、水の浸入を防ぐ構造になっている。 
一覧へ 戻る 次へ