石川村郷倉

■所在地 :大田区石川町1−4−13 鈴木家邸内
■交  通 :東急池上線 石川台駅下車 徒歩8分


 〈大田区指定 有形文化財〉  昭和49年2月2日指定
    郷倉

 江戸時代に郷村に設置された公的な穀物倉庫で、都内では残り少ないものの一つである。
 年貢米の保管をしたり、飢饉に備えて穀物を貯蔵するために利用された。
 石川村は幕府の直轄地で、この倉は名主宅に置かれ、管理された。毎年収穫時には、詰め替えが行われ、米一〇〇表(約六トン)分が格納できたという。
 もとは、屋根は草葺きで、村道に面して建てられていたというが、現在は鉄板に葺き替えられ、位置もわずかに移動されている。

          ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕

 
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