海難供養塔

■所在地 :大田区大森東1−27
■交  通 :京急本線 平和島駅より徒歩15分


 〈大田区指定 有形文化財〉  昭和50年3月19日指定
    海難供養塔

 総高二三二センチ。
 安政二年(1855)に再建されたもので、海難供養塔としては、東京湾中屈指の規模をもつ。
 塔は、五輪塔の変形のような形で、水輪に当たる部分に胎蔵界大日如来の種子が刻まれている。
 台石に刻まれた銘文には、江戸や神奈川の魚貝業者をはじめ、一般の江戸町民や武士など約三〇〇名に及ぶ名が刻まれている。この塔は、地元の人ばかりでなく、広い地域のいろいろな階層の人々の協力寄進によって再建されたことがわかり、貴重である。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕
     
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