旧田園調布西口駅舎

■所在地 :大田区田園調布2丁目・3丁目の境
■交  通 :東急目黒線・東横線 田園調布駅



    旧田園調布西口駅舎

 田園調布駅は大正十二年(1923)、目黒蒲田電鉄が目黒〜丸子(現、沼部)間が開業した時にできた駅で、当時の駅名は調布駅だったが、大正十五年(1926)に現在の田園調布駅に改称している。
 旧西口駅舎の特徴的な屋根の形は、マンサード・ルーフという欧州中世期の民家がモデルと言われています。設計者は、神宮外苑の絵画館や上高地帝国ホテル、伊豆の川奈ホテルなどを設計した矢部金太郎氏。
 旧駅舎は、地下化による駅改良工事に伴って平成二年(1990)九月に解体されたが、地元の強い要望もあって平成十二年(2000)一月、復元された。
 今は駅舎としての機能はなく、東西自由通路や商業施設への玄関的な機能を持っている。
 平成十二年(2000)、関東の駅百選に選定された。





 駅前から放射状に延びる五本の道路の内三本が、街のシンボルである銀杏並木の道路で、十一月下旬から十二月上旬にはには鮮やかな黄金色に染まります。

 黄葉の始まった銀杏並木より旧駅舎を望む。
 まだ二分程度(2009/11/29)        
    
             (2006/10/14)の銀杏並木

              (2006/12/3)
    
        黄金色に黄葉した銀杏並木(2006/12/3)
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