ツゲの古木

■所在地 :大田区西嶺町22−19 観蔵院
■交  通 :東急多摩川線 鵜の木駅より徒歩10分


 〈大田区指定 天然記念物〉  昭和49年2月2日指定
    ツゲの古木

 もちのき科イヌツゲ。樹高約七メートル。根元周囲約五メートル。
 寺伝によれば、当院創建の江戸時代初期から存在したといい、樹齢は三〇〇年以上と伝えられる古木である。
 ツゲには、つげ科に属する「ホンツゲ」ともちのき科に属する「イヌツゲ」があり、ともに櫛作りの材料に用いられ、特にホンツゲは印材として有名である。
 一般にホンツゲもイヌツゲもツゲと呼ばれるが、イヌツゲは雌雄異株で、葉は互生、ふちに鋸歯があるのに対して、ホンツゲは雌雄同株、葉は対生、ふちに鋸歯がなく、表面は淡色であることから区別される。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕
          
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