鈴石・烏石と江戸文人の石碑群

■所在地 :大田区大森北2−20−8 磐井神社
■交  通 :京浜急行本線 大森海岸駅より徒歩、5分



    ↑境内の一角にまとめられている石碑群

             ↑烏石碑

               ↑退筆塚


 ※鈴石と鳥石は社務所内に保管されており、非公開と
  なっています。
 〈大田区指定 有形文化財〉  昭和49年2月2日指定
    鈴石・烏石と江戸文人の石碑群

  鈴石は、社伝によれば延暦年間(782〜806)に武蔵国の国司であった石川氏が奉納した神功皇后ゆかりの石とされる。これを打つと鈴のような音がしたことから、「鈴ヶ森」の地名の由来となったと伝えられている。
 また烏石は、烏の模様が浮き出た自然石で、江戸時代の書家、松下鳥石(?〜779)が寄進した。鈴石・烏石は、ともに屋内に保管されている。
 江戸文人石碑群は、この鳥石の寄進の由来を記した鳥石碑をはじめ、松下鳥石の門人等が建立寄進したもので、向かって右から次のように並んでいる。
   狸   筆  塚  文化六年(1809)
   退   筆  塚  天明六年(1786)
   竹岡先生書学碑 寛政八年(1796)
   烏   石  碑  元文六年(1741)
 これらは、かつて弁天池周辺にあったが、神社の境内整備に伴って現在地に移された。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕


    
              ↑竹岡先生書学碑
    
                 ↑狸筆塚
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