シイの古木

■所在地 :大田区千鳥3−11−16 安田保方
■交  通 :東急多摩川線 下丸子駅より徒歩5分


 〈大田区指定 天然記念物〉昭和49年2月2日指定
    シイの古木

 樹高約十四メートル、根元周囲約七メートル。
 種類は、ぶな科に属するマテバシイである。特に葉も実も大きいので、地元では俗に「大葉シイ」と呼ばれている。
 言い伝えによれば、古くは一本の大木であり、江戸時代後期に切り倒されたが、「神木」として以後手をつけられずにきたという。その後、新しい幹が伸び、現在みられるように八本の太い樹幹になっている。
 この樹下には、新田義興を荼毘(火葬)にふした「灰塚」と伝承される塚があり、その「灰塚」のほこらの中に、板碑がおさめられている。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕
          
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