清水窪湧水

■所在地 :大田区北千束1−26
■交  通 :東急目黒線及び大井町線 大岡山駅北口より徒歩6分


 〈大田区指定 天然記念物〉  昭和50年3月19日指定
    清水窪湧水

 池の長さ役二十メートル。池の小島の小さな祠には弁財天がまつられている。この湧き水は武蔵野台地の端、千束の谷がつきるところにあり、旧村落の頃、この付近一帯を清水窪と呼んだのも、この地形のためである。ここから湧き出る水は洗足池の源流となり、かつて千束の谷が田畑であった頃、用水として水田を灌漑していた。
 本区のみならず東京都内に残された数少ない湧水池として貴重である。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕




 昔は、池の周辺4〜5ヶ所から水が沸き、田畑の灌漑用水にも使われていましたが、現在は1ヵ所から僅かに染み出ている程度になってしまったそうです。
 写真の岩肌から流れている水は、ポンプで汲みあげて循環させているものです。
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