日樹聖人五輪塔

■所在地 :大田区池上1−1−1  池上本門寺
■交  通 :東急池上線 池上駅より徒歩10分  都営浅草線 西馬込駅より徒歩、13分
        JR京浜東北線 大森駅西口より東急バス池上方面行で15分 本門寺前バス停下車、徒歩5分


 〈大田区指定 有形文化財〉  昭和49年2月2日指定
    日樹聖人五輪塔

 この塔は、本門寺山内最大の五輪石塔で、総高約四メートル、戦災による破損がいちじるしく、造立年紀銘は見えないが、上から三段目の火輪斜面に「日樹(花押)]の署名が刻まれている。
 したがって、本塔は、日樹が不受不施事件で信州に流される寛永七年(1630)より前の造立である。
 しかも、地輪をはじめ、塔の全面に数百名の奉加者の名を刻みつけてあることは、日樹とその信者層、ひいては江戸初期の池上本門寺外護者の実態と、不受不施史研究上、極めて有力な資料である。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕
     
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