池上道道標

■所在地 :大田区大森中2−7−19 大林寺
■交  通 :京浜急行本線 梅屋敷駅より7分


 〈大田区指定 有形文化財〉  昭和49年2月2日指定
    池上道道標

 享保十四年(1729)に、大森村の日蓮徒で組織された甲子講の人たちが建てたものである。
 もとは、東海道から分かれて池上本門寺に至る池上道の分岐点にあったが、道路拡張などの事情により近来当所の移された。道標の旧位置から、十五町(約1.5キロ)で池上本門寺に至り、更にそのまま品川宿に行けることを示している。
 江戸時代に街道の諸所にあった道しるべは、しだいに失われつつある現在、交通史の資料として貴重である。

            ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕
          
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