日蓮上人袈裟掛けの松

■所在地 :大田区南千束2−2−7
■交  通 :東急池上線 洗足池駅より徒歩7分



          ↑袈裟掛けの松

    日蓮上人袈裟掛けの松

 弘安5年9月(1282年)日蓮上人が身延山から常陸国(茨城県)に湯治に向かう途中、日蓮に帰依していた池上宗仲の館(池上本門寺)を訪れる前、千足池の畔で休息し傍らの松に袈裟をかけ池の水で足を洗ったと伝えられる、この言い伝えから、この松を袈裟掛けの松と称することになり、また千足池を洗足池とも称されるようになったといわれる。
 天保期(1830〜1843年)の「嘉陵紀行」によれば、初代の袈裟掛けの松は「枝4面におおい長さ幹囲み合がかり、高さ5丈あり」あったと記されている。
 なお現在ある松は3代目であると伝えられる。

       ※出典〔社団法人 洗足風致協会設置の解説板より〕


    
       ↑山門を入った左手の竹林

 ←妙福寺(御松庵)山門
 寺伝によれば、日蓮聖人が池畔の松に袈裟を掛けて、手足を洗い休憩した地を霊場として、御松庵として開創されたという。昭和二年(1927)に浅草にあった妙福寺と合併し、今日に至っている。
一覧へ 戻る 次へ