狛 犬

■所在地 :大田区東六郷3−10−18 六郷神社
■交  通 :京急本線 雑色駅か六郷土手駅より徒歩10分 


 〈大田区指定 有形文化財〉
    狛 犬

 この狛犬は、貞享二年(1685)六郷中町の有志が願主となり、二世安楽を祈って奉納したものです。
 区内に現存する最も古い狛犬で、石工は三右衛門。
 昔から社殿前にあったが、現在は社務所庭に置かれている。
 作風は、一般の狛犬と異なり、きわめて素朴かつユーモラスで、芸術性にとんだ形態を示し、面白い。
 たとえば、へこみが深い大きな目、へん平な鼻、大きな口、髪の刻みは浅く、先端を巻き、胴はずんぐりとして、尾は小さく上向きに立つなど、興味深い作品と言えよう。

           ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕