日朗聖人墓塔 |
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■所在地 :大田区池上1−1−1 池上本門寺 | |
■交 通 :東急池上線 池上駅より徒歩10分 都営浅草線 西馬込駅より徒歩13分 JR京浜東北線 大森駅西口より東急バス池上方面行で15分 本門寺前バス停下車、徒歩5分 |
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〈大田区指定 有形文化財〉 昭和49年2月2日指定 日朗聖人墓塔 本塔の塔身部は、その上部が頸型にすぼんでおり、このような塔身を宝塔とよぶ。 塔身の正面には、題目と釈迦・多宝の仏名を刻み、基礎の裏面には日朗聖人の没年である元応二年(1320)と刻まれている。 しかし塔身にのる蓋の様式からみて本塔はそれより後の時代の造立と考えられる。 また、本塔は区内はもとより、都下における中世石造宝塔として類例がなく貴重である。 ※出典〔大田区教育委員会設置の標識板より〕 |
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御廟所 中央廟屋内に宗祖日蓮聖人(弘安5〔1282〕年10月13日御遷化)、左廟屋内に第二祖日朗聖人(文応元〔1260〕年正月21日御遷化)、左廟屋内に第三祖日輪聖人(延文4〔1359〕年4月4日御遷化)の墓塔をお奉りしています。 日朗聖人墓塔は、室町時代の応仁元年(1467)頃に第8世日調聖人によって造立されてと考えられる古い石塔です。 形は日蓮宗特有の宝塔で、高さ1,6m(失われている反花座を補うと1,9m)の大きなものです。 塔身の正面には、一塔両尊(南無妙法蓮華経、南無釈迦牟莱、南無多宝如来)を、基礎の背面には日朗聖人の没年や造立願主の名が刻まれています。 この形式の宝塔は、室町時代に南関東の日蓮宗寺院において多く造立されましたが、日朗聖人塔はその中でも特に大きいものとして注目されます。 ※出典〔標識板より〕 |
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※ふだん廟堂の扉は閉まっているので墓塔は拝観できません。10月11〜13日のお会式の期間は公開されていました。 | |
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